2008年8月31日日曜日

JAS MD-90 No.2 一気にデカール開始!

U言G行が信条のワタクシ、
大雨降ったり晴れたりまた大雨降ったりの天気の中、
レオでコイツを買ってきました。



海もので知っているものは殆どなく、戦艦系はなんだかもの凄く難しそうだし、それに海のディオラマにしないと締まらなそうだし、それ以外の物でシンプルな形状・シンプルな色使い、でさささーと作れそうなの何かないかなー、と思って物色する事30分以上、遂に決断してレジに運んだのは、これなら俺でも知っているゼのUボートです。
21型と23型の2セット分のキットですけど、えーと夫々何処がどう違うんですか?
兎に角、近日中にやってみますンで暖かく見守って下さいネ、事務局長



さて、JASのMD-90。

最初は、このままだと8月は完成品にお目にかかれないなあー、という事で、完成品を手にする喜びをコンスタントに続ける事で健全なる模型精神を養うべく、以前より気になっていたエアライナーをささーっと10日程で作り上げる予定であったのですが・・・・

胴体の合わせ目消しで接着剤が行き渡らなかった部分があったようで、それを黒瞬接で埋めてペーパーで均したら、胴体下部の盛り上がったラインまで削ってしまい、それを復元すべくパテ盛ってサフ吹いて削ってまたパテ盛って〜のループ状態に陥ってしまいました。
あーったく何やってるんだか・・・


で、どうにか下地を作りました。
色々D/Uネタも浮かんだのですが、兎に角サク〜っと行く事を重視して、


垂直尾翼根元の穴だけ開けときました。
ちなみにこの穴はナニ?

で、サフ地をクレオス600番コンパウンドで均して、水洗いした後に

主翼と尾翼とエンジンのシルバー部分を塗装。


次にシルバー部をマスキングして、Exホワイトでベースの白を作り、胴体の白は色々考えた結果、僅かにクリームっぽいクレオスのスーパーホワイトを吹きました。


エンジン前側の塗分けラインがヨレヨレってしまったけど、まあ大丈夫かな?

この後にExクリアを軽く吹いて、デカール貼りの下地作りを終えたらいよいよデカールを貼ります。
キットは5号機から7号機までの3種類のデザインのデカールが用意されていて、今回はどのデザインにするか考えた結果、胴体左右の大判デカールの繋ぎ目が胴体下部にくる7号機とする事にしました。
要は、デカール合わせ目でヘマっても目立たないだろう、という事ですよ。

で、そんな甘い考えで取り掛かったら案の定、がっぽり隙間が・・・


このレインボウラインのデカール貼りはかなり難儀しました。
前側はなんとか合わせたのだけれど、後ろはどうやっても合いません。
何度も格闘しているうちに、大事な胴体側面部に渡る部分で亀裂が入るは、シワが寄るは、破れるは、欠けるは、でもう涙目の60分間。

兎に角、後ろのこの隙間はどうにかしたい、という事で一機分のデカールを犠牲にしてデカールタッチアップで誤魔化しました。


5号機用のデカールをカラー毎に細かく切り刻んで、


決して下を覗かせてはいけません。

己の下手さ具合を痛感しつつも、とりあえずレインボウカラーデカール終了。
残りは明日以降がんばります!



そうそう、レオではUボート以外にもこいつも買いましたよ。

エアライナーもがんがん行かせて頂きまス!

2008年8月27日水曜日

プジョー404 サファリ68 No.4 ボディカラー

懸案事項もどうにか処理できたら、サクサク進むぞ404。



いきなりインテリアの後部シートを切り落とし。
68サファリの実車写真は今だ見れていないのだけれど、
67サファリの写真を先日 Webで見つけて、それをマジマジと見ていたら、後部座席はどうも撤去されているようなのですよ。
で、切り落としてからどうするか、というと・・・


プラ板でパネルを作って、


こんな感じでスペアタイアをここに仕込みたいな、っと。
先の67サファリの写真がそうなっていましたので、雰囲気を再現したいかと。
尤も、本来の68サファリも同様かどうかは自信ナシでありますが。


一方、ボディはサフ地をMr.ホビーの600番コンパウンドで表面のうねりを均し、水洗乾燥。
その後、Exホワイトでベースの白を作りました。

ボディカラーは、この時代らしいクリーム風味の白とすべく、Exホワイト小さじ6にMr.カラー#39ダークイエローを爪楊枝の先から3滴で調色。

ちょいとクリーム強かったかも・・・
まあ、デカール貼ったら印象変るかもしれないし、これはこれでヨシとします。

2008年8月23日土曜日

プジョー404 サファリ68 No.3 ヒートプレス!

そういや、初めて生観戦したJリーグは、93年の1stステージ開幕戦、横浜三ツ沢球技場での横浜フリューゲルスVS清水エスパルスでした。(ANA対JAL対決でしたな)
当時、加茂周監督率いるフリューゲルスは、「ゾーンプレス」というKey Wordを前面に押し出して、先進的な戦術を取るチーム、のイメージを浸透させる事で、開幕前はチーム力的にも知名度的にも蚊帳の外状態だったチームを、遂には翌年の元日決勝の天皇杯を征するにまで至らしたのであります。



スイマセン、「ヒートプレス」とくると、どうしても「ゾーンプレス」と加茂さんの事を思い出すもんで、今回もまた、ツマラナイ前置きになってしまいヤした。


初めての43レジン、ウインドウのヒートプレスで足踏み状態が続いておりました。
その過程をチョロチョロッと紹介。


まずはオリジナルパーツ使ってエポパテで型を作成。


その型をボディに当ててみると、四隅に隙間が。


隙間をポリパテで埋めて、更に型の形状作り込み。


前後ウインドウ分の型完成。


で、コンビニ(7時から11時)弁当割り箸と、100円ショップの防水テープで作った井桁に、これまた100円ショップの軟質カードケース用塩ビファイルを切り出してセット。


型を瓶の口に「型取りくん」を使って固定して、


塩ビをコンロの火で炙って、少々テロン、となった所で一気にプレス!

塩ビが冷えた所で、型から離し切り出して、ボディに仮組してみました。



まあ、これで妥協しておきましょう、っと。
でも、これでようやくコイツも先に進む事ができます。
いやー長い足踏みだった・・・・
次は楽しい、ボディ塗装と、それからデカール貼りだあーい。

あ、ちなみにサイドウインドウは面度くさくなったんで、開けっ放しという設定で、プレスはしません。
あしからず(はははは)




先の開幕戦、ANA対JALだったなあー、と思っていた所、偶々TVでANAのCMが始まって、そのBGMに懐かしいこの曲が使われてました。
今日明日と横浜は雨模様だけど、404の製作については雨も上がって晴間が覗いてきたかな?って、これまたベタ過ぎ。

2008年8月19日火曜日

Jet Airliner

突然ですが、Beetle製作中です。

















足回りの細かいパーツを一つ一つピンセットでしっかり掴んで、エポキシで接着。
ある程度固定するまでピンセットで保持し続けますが、これが結構大変。












まあ、以上はもちろん冗談でありますが、
我家の近くにある雑木林の丘にムシのたまり場となっている木を見つけまして、次男坊がそこにトラップを仕掛けたら、カブトやらクワガタやらコガネムシやらを大量にゲットできてしまいました。
今では十数匹ものカブトとクワガタを飼育している状況でありますが、ぼちぼち寿命が来てしまった個体や、闘いに敗れた?個体も出始めまして、次男がそいつらを夏休み中の作品にすべく標本の為の処理を進めているのですが、その過程で足が数カ所で外れてしまいまして、そいつの修正を父親がやらされている訳で御座います。
しかし、こんな事に模型の道具や材料が役に立つとは思わなんだ。

で、完成品のディオラマはこちら。

できあいの標本セットの材料(木片と草を模した素材)で作ったものだけど、結構イイ感じだったりするです。




で、プラスティック材質物の製作ですが、ちょいとコイツを作る事としました。
今年の静岡ホビーショーでのB!M懇親会にて、自分がゲットしたゑびすどんさん提供のJAS MD-90。
エアライナーはゑびすどんさんの作品始め、合同展示会でもちょっと気になっていて、キットも頂いた事だし以来ずっと作ってみたいと思っていました。

とは言ってもエアバスどころか飛行機全般について殆ど知識を持ち合せていないので(苦)、細かい部分の考証とか作り込みとかなんぞ、なーんもなしで、文字通りサクサク進めたいと思います。


このキット、3機分のパーツで構成されているのですが、今回は1機だけ作ります。
1機分のパーツ点数はご覧の通り実にシンプル。


機体及び垂直尾翼を接着して合わせ目消しの乾燥待ち。
それから主翼、水平尾翼、エンジンのパーティングラインを消して、機体との合わせ目確認の仮組。
接合面を奇麗に均したら、ぴったり隙間なく合わせられました。
あっと言う間のここまでの製作。
さて、垂直尾翼と水平尾翼の合わせ目消しと塗分けをどーすんか、明日以降シルバーパーツの塗装しながら考えるとします。



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Now playing: Steve Miller Band - Jet Airliner
via FoxyTunes

2008年8月17日日曜日

フェラーリ312T No.8 エンジン3



夏はやっぱり毛ガニだあっっ!!



この休日の間、次男坊ば暇さえあれば『ポーニョポーニョポニョ♪』と口ずさみやがるんで、こっちまで脳内リフレインが止まらなくなってどーしてくれんだよオイ!状態であります。
遂にはiTunesで楽曲を買って(買わされて)しまい、Car Stereoでも『ポーニョポーニョポニョ♪』って、あ"っ〜〜〜!!



え〜〜、本来でしたら、ここでプジョー404ウインドウパーツの「ヒートプレス見事に成功!」、の記事を投稿する予定でありましたが、大方の予想通り見事に玉砕してしまった為、引き続き312Tの製作記事を紹介します(ちゃんちゃん)。


エンジンのパイピングがイイ感じなのに気を良くして、更に色気を出してみました。

こいつを冷却系統の接続部に使用。

一度パイピングしたチューブを外して、差し込み凸部はそのままだと太いので、ちょい細めに削りこんで、事前にコイツを通しておいたチューブを再度差込み。

おー、イイ感じ。
あまり芸のナイD/Uだけど、まあ自己満足という事で。
ここまでやって気付いたけれど、ホースをモデラーズ辺りが出しているメッシュホースに換えればもっとイイ感じになったろうなー、と思ったのですが、今回カラーとチューブは瞬接で固定をしているのでもう変更は不可なのであります。
まあ、その施工は次回作にでも?


さて、マフラー。
事前情報で、かなり組付けが大変と見聞きしていたので、改めて仮組してみたのですが、本当に大変です、これ。
合う、合わない、以前に仮組ができないッ!
各気筒からの排気管は3本毎に集合してマフラーカッターの単管に繋がるのですが、その気筒からの3本の集合部分の合わせがこれまた悶絶モノで、集合部分で合わせようとすれば、エンジン出口部分のはめ込み部からパーツが外れる。
どうにかエンジン出口と集合部分を合わせた、と思ったら、今度はマフラーカッターの向きが左右でバランバラン・・・
色々試みましたが、兎に角「合わせは大変」、という事を再認識した上で、マフラーカッター部の2分割パーツは事前に接着合わせ目消しだけ済ませておいて、ぶっつけ本番方式で塗装を済ませました。

インストの指定色はフラットホワイトだけど、手持の写真だと真っ白ではなく、グレーぽい(単に汚れているだけ?)気がしたので、手持の薄いグレー(クレオスの#308)を少しつづ足しながら調色。


塗装後に本チャンの組付け。
合いよりも出口側の左右対称を最優先に組付けました。
位置決めの自由度が稼げるように、接着は「Mr.美透明接着材」を使用。
高粘土で硬化速度も遅く、且つ塗膜やプラを侵さないので、ある程度の保持力とモタモタした位置決め作業にはヨイのではないかと・・・


でも裏から見ると、
「いやー、見ないでー」
状態。


合いの悪さの目立つ所は、パーツ同士を力技で寄せて瞬接で一気に固定してどうにかしました。
でも内側の配管は恥ずかしくてとてもお見せできない状態です。


この後はリアアップライトも組付けて、エンジン及びシャシもほぼ完了。

お約束のシャシ合体画像で悦に浸る。


さて、312Tはこの時点で一旦お休み。
リアウイングステー、それからいよいよメインイベントのカウルについては、一息ついてから再び進める事とします。

2008年8月15日金曜日

フェラーリ312T No.7 エンジン2

みんなも買った、勿論アチキも買った、「AUTO MODELING」。


もうターゲット読者が判り易すぎて小恥ずかしいゾおい、とブツブツ独り言をつぶやきながら、本屋を3軒まわって見つけました。売れてるのか?
さて、やはり個人的注目は312Tの作例。
正直、最初ページをめくる時はやや不安がありました。
それは、圧倒的テクニックを駆使して、小技大技炸裂の改造しまくり、ディティールアップパーツ使いまくり、の「どうダ!まいったかッ!!」な作品を見て叩きのめされたらどうしよう、という不安だったのですが、うれしい事にそれは杞憂で、この本での作例は、清潔感溢れる素組みを基本としたキットそのものの良さを引き出す事に主眼を置いた、読者に「自分も作りたい」と思わせる素晴らしい作品でした。
作成にあたってのTipsも参考になり、改めて自分の312T作成への意欲を一層掻立てられたのです。
その他のマシンの作例もとても刺激的で、もうこれ読んだらF1モード無期延長!!てな事になりそうであります。
ホント、おすすめの一冊。


で、わざとらしい前置きの後に我が312Tの状況を紹介。
エンジンのパイピングに入りました。

 
イグニッションコードのデスビ側とシリンダーヘッドカバー側に、細切りマスキングテープを巻いて、コネクタのデッチアップ。
黒に黄色でめりはりついて、視覚的効果もなかなか。


パイピング第一段階終了。

クラッチワイヤー、シャシからのパイピングがどうも短くて届きそうもないので実車では黒コードではなく金属ロッドがミッションに届いているので、それを真鍮線を使って再現。


シフトに繋がるエンジン上を通るロッド、パイピングのコードと干渉して、更にそのテンションでキットのプラパーツだとしなってしまうので、この部分も真鍮線に交換。


んで、パイピング第二段階。


そしてこれまたお約束、シャシと合体させて自己満足の恍惚悦楽のひと時。


お次ぎはエキパイだあ!



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Now playing: The Who - The Punk And The Godfather
via FoxyTunes

2008年8月10日日曜日

フェラーリ312T No.6 エンジン1

312Tはいよいよエンジンの製作に掛かります。


ファンネルカバーのメッシュ、タミヤ1/12 312T4のパーツが流用できる、とのアドバイスをナンセルさんから頂き、タミヤカスタマーサービスに早速注文。
インストを見る限りでは、2気筒/セットのパーツに見えたので、12気筒分の6セットを注文。
数日後にタミヤから届いた箱を開けてみると、

ぐえっ、1セットでしっかり12気筒分あったぜ。
失敗のリスクから2セットは必要としても、のこり4セット分どーすんよ、オイ。
あと4台1/12 F1作るか?いや、それはチョット・・・
そういう事で、このメッシュご希望の方、いらっしゃいましたら何也とお申し出下され。
喜んで御支援させて頂きますですゾ。


で、そのメッシュを早速ファンネルに接着。
ファンネルのリムにエポキシを塗ってメッシュパーツを被せ、エポキシが乾燥した後に、エッチング用の小ばさみで不要部分をカットしました。


で、こんな感じ。
なかなかヨイではないですか。

エンジンにも付けてみる。

うおぉぉぉ〜〜、これはかっこイイぞぉぉ〜〜!!
この後の鬼のパイピング作業に向けて、更に気合いが高まってくるであります。


一方、足回りではフロントのアップライトを組立てます。

まずはエア吸入口の淵をうすうす攻撃。
右が処理前、左が処理後。


その後、オレンジイエローのベースを全体に吹いて、クリアオレンジ、クリアレッド、スモーク、つや消しkリアをムラ気味に吹いて、実車の相当部分の雰囲気を再現しようとしましたが・・・・
全然ダメですねー、まあこれはこれでヨシとしますか。


ディスク部、ここは素直にキットのエッチングを使用。


でフロントサスに組付け。
段々とF1の形になってゆくのがとても楽しいですね。


ちょいとカウルを被せて、シャシと合いの確認。
フロントサスの中心にあるブレーキ周り?部品のパイピングも施しました。


エンジンも仮組みして様子を見てみる。
いや〜〜、カッコいいなあ!
この調子でがんばるゾイ。