2008年12月23日火曜日

フェラーリ312T No.16 White Line

赤塗装から1週間経過。
デカール貼り下地として、Exクリアを吹きました。
しかし赤塗膜の表面はかなり柚子肌が酷く、普通にクリアを吹いたぐらいでは表面はフラットになりません。
そこで今回はクリア表面を2000番のペーパーで指で表面をなぞってザラつきが消えたか位まで均しました。

こうしておけば、デカールの密着性向上と、この後のクリア本吹き後の磨ぎ出しで楽ができるのでは、と考えたからです。
ただ思惑通り行かなかったのは、恐らく赤塗装の段階で噛み込んだ大きめの繊維ダストが、ペーパーをあてたら表面露出部分だけで収まらず根ごそぎ持って行かれ、下地の白がドット状に露出してしまった事。
そのような箇所が結構できてしまいました。
これらはデカール貼り後にタッチアップしなくてはなりません。
塗り面積がデカイと噛み込むゴミの数もやはり多くなってしまいますねえ。
まあ、最終的にクリアでコートしたらタッチアップ箇所も目立たなくなるとは思ってますが。


それとトップカウルのシャシとの固定用リベット(ボルト)のモールドですが・・・
(写真はペーパーあて前)


最後にシルバーの筆塗りで仕上げようと思ってましたが、思わずリューターで削り取ってしまいました。

ボディカラー塗装後になんて大胆な事を。
我ながら度胸ある。

で、その箇所に更にピンバイスで穴を開けて、
そこにはアドラーズネストのボルトヘッド平マイナス(頭径1.5mm)を打ち込んでみようかと・・・

ああ・・・またも懲りずの成金モデリング。

で、その効果ですが、
(これはペーパーあて後の写真)


サイズでか過ぎ(泣)

これじゃあまるで1/12サイズのラジコンカーのリアルなシャシ固定用ネジじゃあありませんか。
くそーもうワンサイズ、いやツーサイズ小さくでもヨカったですよ、
無念・・・・
でももう後戻りできないので、このまま使いますけどね。


コストに見合った喜びが十分得られないまま、続けてカウルへのデカール貼りです。
夕方前に始めてたっぷり12Hr掛けて、一気に貼付けました。



Hot綿棒、デカールフィット、マークソフター、をフルに活用して貼付けました。
このカルトのデカール、発色と隠蔽力が実に素晴らしい。
フィルムも曲げや引っぱりに強く、それでいて固すぎる事もない、まさに最高級品質。
ああ、なんてデカール貼りが楽しいんだ・・・
ボルトヘッドのショックは遥か彼方に飛んで消えましたよ、ルンルン。


上部フェアリングのゼッケン部分、赤枠の中は透明デカールとなっています。
それだけに素晴らしいデカールとはいえ、未熟な自分の事ですからシルバリングの懸念もあったので、ここはクリアを吹いて様子を見てからゼッケンを貼る事としました。
合わせてフロントカウルのゼッケンも同じタイミングで貼る事とします。


サイドはラインの合わせに結構難儀しました。
まあ、自分にしては上手くできたかなーとスポンサーデカールまで貼り終えた後、改めて資料を見てみたら、フロント側のライン三角の頂点部分、中枠のラインはそこで合流させなくてはならないのに、自分はそれに気付かず、合流できていないのはおろか、先端がロンパリ状態の離れ離れとさせてしまいました(大泣)
外枠はしっかり合流させていますが、うわあああ、なんで気が付かなかったんだろう?
これから貼り直しは被害拡大しそうで無理。
折角のルンルン気分が一気に消え失せる。
もう仕方が無いので、完成後は真横目線で見る事厳禁と致しまス、しくしく・・・


気分が上行ったり下行ったりと忙しいモデリングですが、ナンダカンダで楽しんでますよ、ホントに。
カウルデカール貼っていよいよフィニッシュが近づいて来ましたからね、早く完成させたいです。



さて、明日はクリスマスイブであります。
最近、この方これが脳内リフレイン止まらないです。
クリスマスソングの楽しいのに何処かに少しだけ痛みを感じる雰囲気というのは結構好きなので、明日明後日の通勤中のBGMはクリスマスソングオンパレードで行ってみよう、そうしよう。
ちなみに自分の一番好きなのは、

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

脳内リフレインさせちゃって、どうもずびばぜん。
で。
Hot綿棒!!なるほど。ぼくもやってみますですよ。
ちなみに、どうやってHotにするんですか?電子レンジ?お湯につけるだけ?

藤谷吉宏 さんのコメント...

かとさん、めりーくりすますう!

Hot綿棒はですね、ハンダこてに水を湿らせた綿棒をじゅっ!
でOKです。
キツい曲面や角部の追従はこいつが最強ですね。
ただ、凹モールドへの追従は軟化剤に軍配が上がりますが。
一度お試しあれ。