2009年1月31日土曜日

ランボルギーニ・ミウラP400S No.2 "S"への道

世間の流行っつーモンとすっかり縁遠くなった、と思っていたいたら、こんな事でトレンド最前線に乗っかってしまいました。
インフルエンザA型発病
多分他の方も同じと思いますが、発熱するとヘンな夢見るんですよねえ。
眠りも浅く、実際は度々眠っているのだろうけど、それが夢だか現実だが区別が付かない事から「眠れないなあ」と勘違いしてしまい、そのせいなのか突然頭の中で「ねないこだれだ♪」が鳴り出して、「あー、トリップしてるううう」とモウロウとした意識の中であっても、時たま我に帰ったなら、しっかり三浦さんの事を考えていました、というのは2/3ノンフィクションです。
幸いだったのはタミフルが有効なA型であったので、比較的早期に発熱が治まった事。
ただ残したダメージはそれなりに大きく、体力ゲージは30%にまでダウン。
週明けの出社に向けての体力回復にはまず指先から、という事で解熱後の昨日は三浦さんのお相手をぼちぼちしてみました。




その前に発熱前の進捗状況、

いきなりサイドシル切断分離!

やはりこの車もサイドシルの絞りがキツく、インテリアパーツを付けたシャシにはめ込もうとすると、かなり強引にサイドシルを拡げないと収まってくれません。
悪い意味でも固すぎるガイアExクリアですんで、磨ぎ出しまで完了したボディを強引に拡げたら、あちこちでクラックが入りそうだし、その他にも色々とトラブルを招く悪寒がするので、他のサイトの製作記事なんかも参考に思い切ってやっちみました。
まあクリアに関して言えば、だったら他のに換えれば?って気もしますが、慣れもありますし残量もたっぷり残ってますもんで・・・


で、切断したサイドシルにエアインテクパーツを接着して合わせ目消し。


ドアウインドウ後方のエアインテク部も開口。


で、ここまで来て発熱ダウンしたのですが、枕にも書いた通り、発熱しながら考えていたのは
「さー、まつ毛どうすんべ」
前回記事で紹介したST27のエッチングパーツ、
インストを見る限りでは、ボディの塗装を終えた状態でエッチングパーツを取り付ける段取となるようですが、あんな細かいパーツをしっかり位置出しさせながら塗装面を汚さず取り付けるなんて、一般人(笑)には無理です。
塗装前に先付けして塗り分けるにしても、あのまつ毛は目の周りの黒色の引込んだ部分から、ボディカラー部に若干はみ出し気味にセットされるので、それも不可。
Lamborghini Miura headlight
(P400のまつ毛)

で、フィーバーした頭で出した結論。


エッチングパーツ付属のまつ毛ガイドの外枠をマスキングテープに型取り、


0.3mmプラ板をその通りに抜き、テンプレート作製。


抜いたテンプレートを目の部分におき、スジボライズ。


これで、ボディカラー部と黒目部の境界のスジが掘れました。

で、このままじゃまつ毛の取り付けとボディの塗分けを両立させられないので、
(まつ毛はボディカラー部まではみ出すので)


スジボライズを更に押し進めて、目をくり抜いてやりましたゼ。


両目ともにね。

しかし、その代償はけっして安くはなく・・・・


タガネが逝ってしまいました・・・
まるで堀田に折られた神竜の日本刀のようだ・・・(古い)


でくり抜いた目にまつ毛ガイドをあてて、まつ毛を一本づつセットして行こうかと・・・

さあ、どうなる事やらこの美容整形。
果たして自分はブラックカードを持つ男、高須に成れるのか?




つづく!!






で、高須に成れなかったらコイツに乗り換えマス。

柳田のゼット〜〜!
それとアオシマの初代シルビア、
両方ともボヒーサーチで在庫があったので、思わず狩ってしまったでやんス。
まずい、ホントに本当にもう積上げ場所がナイぞ。
貸し倉庫借りるか?

2009年1月24日土曜日

スカイラインHT 2000GTレーシング No.10 古い国産「ワークスカー」祭り 完走1号

アオシマさんからメールが届いた。

お問い合せのデカールですが、残念ながら欠品となっております







そうですか・・・・


仕方が無いですね・・・・・・・














じゃあ、自分で書いたるヨ!

という事でマスキングしてエナメルで筆塗りしました。


引いて見たらわからないよネ!?
いや、わかるよ、ハッキリと・・・(哀)
まあ線が続いているだけマシだと諦めて、この後クリアコートと磨ぎ出しをし直しました。

あとは小物をチマチマ作製。
まずはフロントの牽引フックを0.5mmプラ板から切り出し塗装。

レストア版にはフロント牽引フックとボンピンが付けられているので、それを再現。


グリルに付けるとこんな感じ。

そしてコイツを使って、



ボンピン取り付け。

その他、ワイパーもエッチングに置き換えて・・・・




ようやく完成!

NISSAN SKYLINE HT 2000GT-Racing

NISSAN SKYLINE HT 2000GT-Racing

NISSAN SKYLINE HT 2000GT-Racing

NISSAN SKYLINE HT 2000GT-Racing

NISSAN SKYLINE HT 2000GT-Racing


いろいろと仕上がりの不満を書き連ねようかと思いましたが、
鬱陶しいだろうから止めました(笑)
ただ今回はいつも以上に写真で誤魔化し入れてます(爆)。
撮影や照明の角度を色々弄って、荒い箇所が写真上で目立たないように気合い入れて撮りました(笑)
が、やっぱり蛍光灯の下ではボディカラーの微妙な色合いが表せていないですね。
今回の製作での満足ポイントであるだけに、ここは何とか写真に表したい。

で、久々に屋外で撮ってみた。
NISSAN SKYLINE HT 2000GT-Racing
今日は曇りだったから、イマイチ?
青空の下でもう一度撮ってみよう。

2009年1月23日金曜日

ランボルギーニ・ミウラP400S No.1 230km/hから直角に曲がる車

そういや、年始の挨拶でスーパーな車作ったるゾイ!
と威勢のいい事言っておりましたなあ。
ケンメリレーシングも一段落した事だし、じゃあそのスーパーなヤツ行ってみましょうか。



で、ミウラです。

干支にちなんだ訳でも無い訳では無い。
という事は、少しはちなんだ、という事であります。
それよりも、「狼」ど真ん中世代である自分の中で、あの当時最も憧れ、そして今でも自分が知っている車の中で最もカッコいい、ランボルギーニ・ミウラを。
そしてそれは「狼」で見た飛鳥ミノルの400S、そう、マツ毛の400Sを作ります。
400Sとする為のST27のエッチングパーツはもちろん確保済みであります。

早速、車高確認の簡単な仮組。

いやあ、ペッタンコ!
意外と全長全幅のサイズは小さいのですね。
「狼」ではかなり大きい印象を受けたものでしたが・・・。
そう、自分の場合、「狼」に登場する数々のスーパーカーのシルエットは劇中のもので刷り込まれていますので、大人になって上京してこれら伝説のスーパーカーの実車を肉眼で見た時は、正直かなりの違和感を感じたものです。
特にヨーロッパなんかは、想像以上の低さ(ペッタンコさ)に驚いたと同時に、こんなにカッコわるい車だったの?とちょっとショックを受けた記憶もあります。
しかしだからといって「狼」での車の描画について兎や角言うつもりはありません。
実車とシルエットが違かろうがなんだろうが、自分に記憶に在るのは劇中のミウラやヨーロッパやディノやカウンタックのそれなのであります。
現実の実車を模型で表すのでなく、幼少の頃の夢中になった記憶を模型で表す事をしたいのです。
(などとホザきつつ、実車資料を見て細かいディティールにあーだこーだ、とウジウジ言うのだろうな、きっと)


で、ヘッドライトの周りのマツゲや、サイドウインドウ後方のエアインテークとボンネット上のスリットはエッチングパーツで表現するのですが・・・

やべ、エッチングのインスト見て引いた。
こりゃオイラにゃ出来そうもねーぞ。
やっぱ止めとこうかな、もうちょっとお気楽に出来るやつがいいか?


つづく(は果たしてあるか?)

2009年1月19日月曜日

スカイラインHT 2000GTレーシング No.9 シャシその2

1月も中盤から後半に差し掛かり、つい3週間程前には明けましておめでとう、なんて言っていたら、早くも今度は1年で最も憂鬱な花粉飛散の季節を迎えるので、それに向けて長男と共に耳鼻科にいって予防薬を処方してもらったですよ、この土曜日。

あー、やだなあ花粉症。
くしゃみ鼻水だけなら全然問題ナイのですが、症状が進むとちょいとした風邪のような状態になって、体はダルイは、偏頭痛はするは、で集中力が落ちまくり。ただでさえ進まない仕事がますます進まなくなってしまう。
もう2月3月4月はいらないから、早く5月になって下さい。

で、その耳鼻科に寄った帰り道、
ふと横浜相鉄沿線の道路を走っていると、某大手とは全く関係無い地域限定展開と思われる中古ゲーム・CD・マンガショップの店頭に
「プラモデル、フィギア 大量入荷!」
のPOPが。
とは言ってもガンプラばかりなんだろうなあ、とは思いつつ、取り敢えず店内に入ってみると。

『!!!!』


げー、なんじゃこりゃ。
ガンプラもあるけど、それ以上にスケールもの、それも製造休止品ばかりの品揃えではないですか!
更に更に、
プラモだけではなく、工具、溶剤、そしてアフターのデカールやエッチング等のD/U品がわんさかわんさか。
まるで横浜の獅子模型の半分が分離して引っ越してきたかの様なマニアックな品揃え。
しかも値付けは獅子模型まとめ買いセールレベル。
思わず興奮して我を忘れる事、30分。
買うた止めたサンバに踊り狂い、我家には既に標高Upの前提となる裾野拡大はあり得ない、という現実を思い出し、血の涙を流しながら選別に選別を重ねてレジに運んだのは、


いやー、やっと見つけましたよ、事務局長!
しかも販売時定価の20%引き。

で、キットはこの一つに留めて、あとはデカールを。

これらデカール、全て定価の半額!
どれも探していたものばかりなので、物色中はおおいにコウフンしてしまいますた。

お店の方に聞いた所、とある閉店した模型店の在庫品を丸ごと買い取ったので、それをここで販売しているのだそうです。
ただここはゲームや CD・DVDメインの中古ソフト店ですので、中古模型専門店とは違いある程度定期的且つ太い仕入れルートを持っている訳でも無さそうで、その点では今の宝の山状態は店頭在庫のみ、という事かもしれません。
店員さんも模型にあまり詳しくなさそうでしたし・・・。
まあでも、これから当面ちょくちょくチェックはしてみようと思っています。
獅子模型とまでいかなくても、定期的に通っていると時々ビックリする掘り出し物がッ、な感じの店舗になってもらうと良いかなあ、と。

あ、そうそう、キカイダーとサイクロン号のプラモもありましたぞ。
買わなかったけど。(でも買えばよかったかなー・・・)
それから東欧系の複葉空モノキットもなかなかでした。
買わなかったけど。(でも買えばよかったかなー・・・)




さて、ケンメリレーシング。


タミヤ、プジョー405T16のあまり部品をコピーして、切った貼ったしてインパネ作り直しましたが、やっぱりキタネー。


取り付けてみるとこんな感じですが、改めてキタネー。


それからシャシ、コクピット側作りました。
「紐出し(JWさん、ご教授thanks!)」がイイ味だしているゾ、と一人悦に入る。


荒れが酷かったウインドウのクリアパーツを2000番ペーパーから順に磨ぎ出し。


リアグリル、鍵穴モールドはバイスで開口して0.6mm洋白棒を差し込み、更に「SKYLINE」のエンブレムも一旦削り取り、同じアオシマのノーマルケンメリGT-Rキット付属のエッチングパーツを接着しました。


そしてここで、張り線に続いてBM内でブームになりつつある(嘘です)リベットを取り出します。
アドラーズネストのブラインドリベットです。
こいつを、


フロントグリルとか、


チンスポとか、


リアスポに取り付け、
実車はリベットが黒塗りされていますが、単価高いし、貧乏性なので、使っているぞという事を主張したくアクセントとすべく、材質を無塗装で使用しました。


まあ、こんな感じでイイ調子なんですけど・・・・・







orz


窓枠塗分けのマスキングテープを剥がす際にやっちまいましたよ。
更にこれ以外にも、デカール割れ欠けの場所をタッチアップしようと、クレオスのゴールド使ったら、見事に色合い合わず、更にその上にクリア吹いたら、金メタリックの粒子がボディの他の箇所に飛び散って、ソリッドのボディカラーが中途半端なゴールドメタリックになってしまいました。
凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹凹・・・・

そして、ボディにオバフェンをエポキシで接着したのですが、
隙間開かないようにと思いクランプで挟んでいたら、エポキシははみ出すは、挟んだせいでオバフェンが左右に広がり、ゴールドラインがボディとずれた状態で固定されるは、でもう・・・・(以下、鬱陶しいので省略)


つー事で、次回には完成報告となるかと思いますが、これ以降は(またしても)半径50cm圏内での観察禁止、且つ左側面からも観察も禁止、という対応とさせて頂きまス。くそー。

とりあえずラインデカールはアオシマのアフターに注文出したので、届いたら切り貼りしてどうにかリカバーするつもりです。



そうそう、来週の日曜はお台場でニューイヤーミーティングがありますね。
雨でなければ今年こそ行ってみよう、そうしよう。

2009年1月12日月曜日

スカイラインHT 2000GTレーシング No.8 シャシその1

ただいま大ヒット中の、「イカファイアの中の人」の「ぶろぐもでらーずのてーま」(おや?)。
この曲も前作に引き続き絶賛脳内Loopのヘビーローテーション中で御座いますよ。
だけど凄いなー、憧れるなー、この音楽センス。
自分も音楽好きなんで、こういう才能にはもうもう尊敬の念を抱かずにはいられません。
と、同時にこういう風に創作過程を見せて(聞かせて)頂けたら、ついつい自分もやってみたいと思うのでありますですよ。
まあ例えるなら、ジダンのマルセイユターンをTVで見て感動して、翌日早速グラウンドでやってみたりする、このパターンですな。
だけど決してジダンのように上手くは出来ないのです。これもパターン。
それに自分は作曲はもちろんの事、DTMソフトない、鍵盤楽器弾けない、楽譜は読めない、第一音楽知識皆目無い。
せいぜいできるといえば、明星ソングブックのギターコード見ながら、アコギをダウンストロークでじゃんじゃんかき鳴らす程度であります。
あ、それに初音ミクは窓専用ソフトじゃないか。
オイラの林檎じゃあ使えないゼ(Boot Campの窓は入れていないので尚更)

と思っていた昨日、
ふと思い出した。
GarageBandがあるじゃあないか!
こいつは林檎純正ソフト王道の、「専門知識や技術を持ち合せていない素人でも、それなりに何とか作品が作れてしまう」なんちゃってDTMソフトであります。
プロミュージシャンによるLoop用のサンプル音源やリズムパターンが用意されており、それらを適当に組み合わせるだけで、ありゃ不思議、曲っぽくなってしまう。
曲のキーやテンポ、各音源の音階もソフトが勝手に適正化してくれるんで、まさに自分にはもってこい。
で、日曜の午後にプラモ放ったらかしでちゃちゃーと作ってみました。

こいつ(m4a)
若しくは
こいつ(mp3)
※リンク貼り直し


みゅーじしゃん雰囲気を簡易疑似体験出来た、という事でオイラの気持はこれでスッキリだ。
でもこれは、カラーリング済みの完全スナップキットのようなもの。
かとうさんのは、フルスクラッチのオリジナル作品で高い別次元のもの。
改めて凄いなあ、かとうさん、と思う次第であります。



さて、ケンメリレーシングですが、


ちゃちゃちゃー、っとシャシ裏完了。
ホイールリムの内側が未塗装ですけど、見えんだろうからこれでイイのだ(爆)。

次にインテリア。


レーシング仕様なので、インスト指示のセンターコンソールは使用せず、その隙間をパテで埋めます。


乾燥後に形状出し。


リアシートもインスト無視して撤去。
隙間をプラパンで塞ぎますが、イマイチ雰囲気じゃあない。


で、この度目出たく150,000Hitを達成したこの方のテクがカッコ良かったので、ここでも感化されて真似してみる。


当目に見れば雰囲気出たかな?っと。

インパネ、07年にレストアされる以前の実車は、オリジナルケンメリGT-Rのインパネをそのまま使用していました。その点ではここはインストが正しい。

だけどそれじゃあやっぱり雰囲気じゃあないので、07年レストアVerと言い張って、レース使用のインパネに改造。実車通りのものが見あたらなかったので、妥協してタミヤのフォードカプリのインパネを「型取りくん」と光硬化パテでコピー。

ダッシュにはめ込んでみたけど、隙間埋めが雑でイマイチ気に入りません。

なのでこいつは作り直す事とします。

ドア内張は撤去せず、付ける事とします。
レストア後の実車にもドアの内張りは付いていました。
まあ、都合良い時だけのリアリズムですけど。

ドアノブとその左右のメッキモールはハセガワのミラーシールを使用。
光沢感、貼り易さ、切り出し易さ、フィルムの強さと、モールドへの追従性、全てにおいてメタルックのはるか上を行く質の高さ。
値段の差だけの事はある、と思いました。


で、そうこうやっている内にデカール段差消し兼中磨ぎ後のクリアオーバーコートまで終了。
今週末には磨ぎ出し、といった所でしょうか。


以上、真似したがりがお送りしました。