2009年9月27日日曜日

BRABHAM BT46 No.7 ぶらばむぶるー?


アルファ祭り参戦車、エンブレムが燦然と輝きますです。

ってな訳でデカールを貼りました。

使用したのはアフターのエッフェ製

これがまた印刷が鮮明で発色が良く、更に伸びがあり且つ適度に柔らかく、Rのキツイ曲面にもHot綿棒と軟化剤の併用でしっかり追従してくれました。
結構乱暴な馴染ませ方をした所もありましたが破ける事もなく、まるで自分の技量が3段階位向上したかと錯覚させるような素晴らしい出来映え。
C3レーシングのデカールに叩きのめされた後だけに、今回の作業の気持良さって言ったらありませんですよ、お客さんw

そんな高品質で3段階技量が上がったと誤解させたエッフェのデカールですが、ちょっとうかつだったのが、

紺色の部分はデカール表現だけだとばかり思っていたら、塗分けのケースにも対応できるように、ロゴ部分だけを独立させたシールも用意されているのですね。
間抜けな話し、貼り始めて気付きました。
そして紺色部分については、特に前後ウイングの特に翼端板なんぞは、貼付け面の狭さとRやエッジのキツさから塗分けにした方が絶対楽だと思いましたよ。
まあしかし、結局どうせロゴも単独で一通り用意されている事だし、最悪駄目なら改めて塗り分けで対応しよう、という事でこのままキッツイ部分にもデカールを貼付けて行く事としました。

難問は続きます。
フロントウイング上面デカールは、翼端板が接着されている状態で貼付ける事を前提としたデザインになっており、接着前だと翼端板上部の縁部分がこのように行き場が無くなってしまいます。


結局ここはナイフで切り分けて、翼端板の方にも貼付けました。


それ以外の部分にもせっせと紺色デカールをパッチワーク的に貼付け。

紺色という事もあってか、重ね張りしても色透け無く何とか貼れました。

それから不可解だったのが、左側リアデッキのフィルターカバー。

前方と両脇は比較的モールドに沿ってしっかり位置も決まって貼る事ができたと思ったのですが、後ろ側は白色のフィルター部分がカバーの外枠モールドからはみ出しそうに成る位に位置ズレしてしまっています。
同じように貼って右側は問題無かったのですが、これはやはり自分の貼付け方がマズかったのか、それとも印刷が・・・・???
結局ここは余った紺色デカールの切れ端をモールドに添うように上張りして対応しています。

さて、そんなこんなで二日がかりのデカール貼りも終了。


この精悍な赤の紺の2トーン、なにかをイメージさせるなあ・・・
そうだ、King Kazu(三浦知良)が在席していたイタリアのジェノアのホームユニのカラーリングだ。
でもジェノバ市なんて、パルマラットのパルマ市ともアルファのミラノ市とも関係ナイですね。
まあどうでもいいか。

さて、この後の懸念事項はエッジ部分や、重ね張りしたデカールがクリアコート及び磨ぎ出しで捲れ上がる事、ですね。
引き続き慎重に行きませう。

2009年9月24日木曜日

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette No.4 デカール、嗚呼デカール


ね、こんな所に小さくさり気なく記載されているのですよ、「1/25」って・・・・

さて、 68 C3レーシングはいよいよデカール貼りです。
ボディサイドの前後の赤いエリアを大判のデカールで貼付けます。
微妙な曲面に果たして追従するか?
そもそもデカールの質は?劣化具合は?
そんなんで、保険としてマイクロセットのデカールフィルムを事前に塗っておきましたが、それ以前の問題として・・・



経年劣化か、色あせて赤が赤じゃなくなってます。
昔の3色刷りの漫画にある赤のような朱色、といった感じ。
同様にゼッケンの黒も灰色っぽくなっているし、本当ならとても使えたものじゃナイのかもしれませんんが、ご覧の通りスポンサーシール等々が赤いエリアと一緒くたにされており、更にその背景色が色あせた赤色となっている事から、マスキング塗装で鮮やかな赤色に塗る事はできません。
文字も細か過ぎて、スキャンしてのインクジェットデカールでは文字が潰れてしまいます。
結局このデカールをそのまま使用する事としました。

で、取り敢えず張り始めましたが、リアサイドのエリアがどうにも合わない。
おかしいなあ、と思ってふとキットの箱を見ると・・・・



リアのオーバーフェンダー付け忘れていました・・・・・

しかし、ここまで来て諦める訳にはいかない、何とか頑張ってリカバーしてみました。

接着して、合わせ目を消して、

筋彫りやプレスラインの所を境界にマスキングして再塗装。

クリア吹いてフィニッシュ。どうにかなった?

気を取り直して再びサイドのデカール貼り。
後付したリアのオーバーフェンダーの曲面がキツいです。
デカールフィルム塗っているとは言え、臨終直前のこのデカールと自分の腕ではとても対応できません。

ご覧の通りバリバリ割れるは、割れたデカールの張り合わせに気を取られて、肝心の位置が大きくズレてしまうは、でもう散々であります。

この通りゼッケンの左右、上下位置がまったく合っていません。
既にデカールはジグゾーパズル状態に近いので、この状態から貼り直すなんつー事は自分には絶対不可能。
なのでこの状態のまま先に進める他ありません。

この時点でかなりモチベダウンしましたが、どうにか気持ちを奮い起こしてタッチアップとクリアコートまで進めましたが、やはり納得いかないまま工程を進めて行くのは作っていて楽しくナイ。





という事で、







もう一個買ってきたぞ、わはははは。
今度は前回の失敗を教訓に色々作戦を立てました。
転んでもタダでは起きないぞ、コンチクショーw
その内容は次回にて紹介します。
ただし成功したら、ですけど・・・・・・・・(大丈夫か?)


では、比較的上手くいった方のサイドの写真を貼って、リベンジへの気合いを高めて行くとしましょう。

うーむ、たとえ3色刷りカラーでも上手く貼れたらやっぱカッコイイなあ・・・・

2009年9月23日水曜日

BRABHAM BT46 No.7 ぶらばむれっど?

米国産の白くて赤いヤツが何気にトラブっていますので、こちらを先に進めましょうアルファ祭りエントリー車。



フロントウイング内部にあるラジエターユニット、キットでは結構ディティールが省略されています。

ラジエターの上に来るフレーム追加のスペースを稼ぐ為にキットのパーツをフィン一枚分?切断。


フロントウイング下部とシャシを繋ぐ冷却ホースのモールドは削り取り、プラ棒をL字状に接着して再現。


他にもフレーム等はプラ材と洋白帯を駆使して捏ち上げ。

結構イイ感じ。

続けてモノコックのリベットの続き。

今度はサイズを間違わずに穴開け。
ついでにフロントサスのアッパーフレーム用の留め具?と思わしきモールドも削り取り、その部分を開口。
開口した部分の中に、プラ材で自作した留め具?をこの後追加する予定。

伊軍駆逐戦車BT46の勇士でございます。

リベットがオーバースケールでワザとらしい気もしますが、まあ本作のチャームポイントという事で派手に施してみました、と皆さんには言っておく事としましょう(爆

カウルとモノコックのサフ吹きまで終ったならば、まず下地色としてガイアのExホワイトを吹いて。


さてお次ぎは赤色ですが、コイツの赤はどす黒い感じのがイメージ。
黒っぽい赤といえばクレオスの赤なんでしょうが、それは隠蔽力が弱くて塗装に技術を要しそうな事から、隠蔽力の強いガイアやクレオスのGXシリーズを使って何とか調色でどうにかしようと思ったものの、結局作り切れずに、無難な所でガイアの特色跳ね馬セットの60年代ロードカー色を使ってこってりと吹きました。

どす黒いのう。
血の赤、っていうヤツですかな?

2009年9月7日月曜日

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette No.3 ボディカラー

えー、模型世界の辺境にてちまちまやっているこのブログですが、2007年8月開始以来、先日遂に三萬三千三百三十参のアクセス数を突破いたしました。
マイペースでだらだらと垂れ流す自己満足だけのこのブログがここまで来れたのも、ご覧頂きました皆様方の御陰で御座いまする。
改めまして感謝、そしてこれからも宜しくお願いします。
で、
他の方に比べりゃあアクセス3万台なんぞまだまだ鼻くそだぜ、という事で今回は所謂キリ番企画は立てませんでしたが、アクセスカウンターサービスの提供するキリ番メッセージログの機能は有効としていたので、記念すべき踏み人様のお名前とありがたいメッセージを確認する事ができました。

っつー事でナンセルさん、どーもね。
次回、5万辺りでキリ番企画を立てますンで、今回のはそれのファストパス(笑 という事で宜しくであります。






さて、68C3レーシングですが、

今までアメプラに手を出さなかった訳として「難しそうだ」、というのともう一つ、「スケールの主流が1/25」というのがあります。
まあ、他愛も無い拘りですが、やはり国産キットの主流サイズとスケールを合わせたい、という思いが強く、魅力的なキットが多数ある事と知りながらも、そこに引っかかってこれまで殆ど購入を見合わせてきました。
なので、数点ながら所有しているアメプラキットも1/24と表記されている物だけで、このC3も当然1/24スケールである事を確認して購入した訳なのですが、実際手にとって弄っているとどうも違和感を覚えるのですよ。
「なんか小さくねーか?」
だって、先日完成させたアオシマのZ10ソアラと全長全幅共にほぼ同じですよ、そんな訳ねーだろうと。
縮尺的には1/25だと丁度計算が合う感じ。
それはオカシイ、と思ってふとインストを見ると、そこにはしっかりと『1/25』の文字が・・・・おや??
あ、そう・・・・パッケージには「1/24」とあっても、実際には現物を見て判断しろ、という事ね、納得だわさ。
まあ、お蔭様でこれで1/25スケールへの些細な拘りは脆くも崩れ去りましたよ。
つまらん足かせも無くなった事だし、これまで見送っていた魅力的なキットにこれからはどんどん手を出して行く事ができますよ。いや~、うれしいなあ~~~(馬鹿


では、先日の続きから・・・・

箱絵(箱写)にある通り、こいつはウインドウシールド仕様なので、


Aピラーをぶった切りました。


更にボディサイドのフィンを薄々・・・・


少しだけ薄くなった。


それから、磨ぎ出しはもちろん、それ以前のデカール貼りの邪魔にもなるこれらエンブレムのモールド、

切り落とすにも、代替えの方法を考えなければなりません。

で、アメプラのエッチングパーツの大御所、「モデルカーガレージ」のC3キット用パーツをFLEETWOODさんより購入。


しかーし、パッケージを開けてみると中身は確かに68~72 C3のパーツだが、

説明書が67 C2のものだぜ! まったく大らかだなあ、微笑ましいぞ。
まあ、キットを眺めればどの部分がどこに使われるのか、大体想像が付くので特に問題とはしていません。
このまま何事も無かったように進めて行きます。

エンブレムのエッチングも手に入れたので、それらは潔く切り落とし後、ボディ全体をサフ吹いてペーパー掛けて下地作り。

思ったよりヒケや表面の荒れはありませんでした。
逆に現行販売中の国産メーカー再販品よりも遥かに程度良し、であります。
サイドとボンネットセンターのプレスラインに注意を払いながら、一通りペーパー掛けを終え最終サフを吹き、翌日にボディカラーを吹きました。


ベースは白なんですけど、時代をイメージしてピュアでない白を吹く事にしました。
レーシーなイメージを強調すべく、グレー風に振ったカラーをガイアExホワイトにクレオスのガルグレーを数滴垂らして調色。
実車がグレー風味の白なのかどうかは当時モノの鮮明な写真が見つけられずに結局不明なままですが、自分の気分でこれで行く事とします。
でもこの写真じゃグレー風具合がいまひとつ良く判らんですね。

では、このまま1日乾燥させて下地クリアの後、いよいよ楽しみなデカール貼りへと進みます。



さて、足枷も無くなった事だし、早速買ってきましたよ、アメプラキット。

レベルのマスタングⅡコブラ"Monroe Handler"

中古ソフト屋さんでないほうの秘宝館で見つけました。
このカラーリングが最高ですな!
しかしこの箱写、なんかの映画がTVのワンシーンでしょうか?
調子こいて飛ばし過ぎてポリスに職質の画、で御座います。
そしてこの他にも57のC1とか、69マスタングのBOSS429とかもゲットしてますよ、ウヒウヒ。

続いて、
こちらはオクでゲット、ナスカー用の3rdぱーちーデカール、懐かしや(今も多分現役) KISSです!!
しかもカルトグラフですよ!

使用するキットはレベルのシボレーモンテカルロ2005。
が、その肝心のキットが手元にありません。
ネットで探しても見つからない。
なんで、現在前述の中古ソフト屋でナイ方の秘宝館の店長さんに調査願い中であります。

いやー、どちらも作りたい衝動を押さえ切れないなあ。
このC3が終ったらどちらかにしようそうしよう。

では。

2009年9月2日水曜日

BRABHAM BT46 No.6 ホースジョイント

先日の日曜日、仕事で「箔を付ける」為の資格試験を受けまして。
これまでのサボりが祟ってかなりヤバイ状況だった事もあり、お盆休み明けから直前の悪あがきとして、試験までの間模型製作は一切禁止、その時間は全てお勉強に充てる、と高らかに宣言した訳であります。
が、
それで密度濃い勉強ができたかというと、調べ物でネットをチェックしたらそのまま段々と勉強と関係ないサイトの方に遷移していって、結局時間の半分はネットサーフィンしていた、
とか、
冷蔵庫のビールに目がくらみ、一缶空けたら続けて焼酎飲み初めて、そしらた眠くなってそのままサヨナラ、
とかで、
同じく夏休み明け直前で宿題の追い込みに入っている息子達に対してまったく持ってしめしがつかない行動をしている父親失格な8月後半であったのでした。
肝心の試験の方は、ボーダーラインぎりぎりの予断を許さない状態ですが、何は兎も角、早くて1ヶ月後の結果判明までは開放感に浸りながら、封印していた模型製作を早速再開するで御座います。


さてBT46、

ディティールアップの続きとして、ホース関連を出来る範囲で密度上げてみようと・・・
それにはホースジョイントを追加工は必須。
ホースジョイントといえば、こちらの新商品が登場しましたが、なんせ高い!しかも1パックあたりの部品点数も少ない!
結構な数の使用が予想されるBT46だけに、これでは手を出すのには躊躇してしまします。
なので、ここは思い切って自作してみる事としました。

6角プラ材の中心に穴を開けて適当なサイズでスライスしてボルトとナットを作成。
ナット側についてはリューターに噛ませてペーパーで頭にテーパーを付けてそれっぽくします。


この後、まずはシルバーで下地塗装を行い、乾燥後にボルトはクリアブルー、ナットはクリアレッドにて上塗り塗装。


冶具等は使用せずにフリーハンドで加工したので、穴のセンターはズレてるし、モノ毎の厚みもバラバラだし、並べてみると酷いモンですが、まあこの辺は次回の課題としましょう。

で、エンジンのラジエターに伸びるホースのジョイント部に使ってみたのがこの図。

この位の写真サイズで見るならば、という条件付きでワルくない(爆

モノコック側もちょいと仮組。

メタリック風味な色合いがいいアクセントになりそうですね。

エンジンはこのままミッションとサス周りを組立てて


更にミッション部にも自作ジョイントと共にホースを追加工。


こんな感じで細かい工作はまだまだ続きます。
次はフロントウイング周りかな?