2009年11月23日月曜日

Peugeot 604 No.1 祝!ワールドカップ出場!

アンリの「神の手」・・・・・



何故かフランスというチームは毎回毎回良くも悪くもセンセーショナルな話題を提供しますねえ。
例の件に関する事についてならそれ専門の所で盛り上がるとして、今回、この度本戦出場を果たした事を祝って、っつーのはこじつけですけど、久々の仏車行ってみます。
仏車といえば勿論蒼いライオン。
なんっってたってプジョーオーナーですからね、当然ですw
で、自分の密柑山に埋もれるぷじょ車コレクションの中から今回選び出した物が、



エレールの1/43より、604です。
フラグシップ車の筈なのに何故か人々の記憶に残らない伝統を持つプジョの6シリーズw
そんな地味な存在であり尚かつ、メーカーのイメージ的にも地味地味だった時代の604を、母国エレールの43キットで作って見よう、と思います。

実はエレール43を本格的に作るのは今回初めて。
以前、息子が405のパリダカを作るのを横から手伝った事はありますが、オモチャとして作るのなら兎も角、キッチリ作ろうとすると結構難儀かも、と感じたのがその時の印象。
はてさてどうなる事でしょう。

しかし、そんな事言いながらも、実は以前からコイツの製作を念頭に置いて先のホビーフォーラムでも関係部品の調達を行っていました。

43キット、或はミニカー用のタイヤとホイールパーツです。
エレールのこの手のキットはタイヤがただのプラ材となっています。

こんな感じで。

これはチョットなあ、という事で、足回りに関しては43用アフターのパーツで引き締めようと考えていました。

ホイールはデザインが鉄チンぽいこれを使用。

ただし、サイズ等合うかどうか不明だったので、1セットしか購入していませんでした。
自宅での現物合わせで使える事が判ったので、であれば1セットしかないこれを今回で使い切ってしまうのは勿体無い。
コピーして使い回ししましょー。

と、「型取りくん」と光硬化パテで複製を試みたのですが、

ディッシュ部は上手くコピーできましたが、リムの所が上手くパテが行き渡らない。
どうも型取り自体が上手くできていない模様。
数回やってもダメで面倒くさくなり、敢無く複製は諦めました。
くそーこのホイールパーツ、来年のホビーフォーラムでも売っているかなあ?

その他プラパーツは、一度中性洗剤に浸けて脂分落し。

メッキパーツも漂白剤に浸けてメッキを落します。

水洗いして乾燥後に切り出して仮組。

リアが沈み気味。

車高を調整すべく、シャシのシャフトを置く部分、

リアは溝を可能な限り削って車高上げ。

フロント側は細切りしたマスキングテープを貼り重ねて車高下げ。
丁度良い高さになった所で、瞬着浸して固定します。

ボディのボンネット後方にあるルーバー相当部。

キットは微かなモールドで表現されています。
ボディ塗装後にここを黒く塗りつぶして表現するのはチョイと味気ない。

なので開けましたよ。

お約束でしょうか?ハイw

フロントバンパー、

乳白色の元メッキパーツの横幅が足りず、仮組してみるとサイドのウレタンカバー部との間に大きな隙間が・・・・

ここはプラ材を目分量で切ってヤスって現物合わせ。

結構何とかなったので自分でもチョイト驚き。

その他モールドを0.15のBMCタガネで深堀して、パーティングラインを落して、様子見のサフ吹き。

ボクシーでイイ感じ。

さて、ボディカラーは何にしようか、時代を感じさせる淡いメタリック系がいいかなあ。
こいつはなるべくサクッと行きたいです。
遅くとも年内完成ペースで行きたいですね。

2009年11月21日土曜日

BRABHAM BT46 No.10 Finish!

オートモデリングの22号、買いました、見ました!
ヒロシ兄ィのMP4/4始め、素晴らしい作品が目白押し。
最近ちょっと落ち気味だったF1モデリングのモチベもイッキにV字回復(死語)。
この勢いに乗ってBT46、進めましたヨ。


フロントサス上部の留め具らしき部分を6角プラ棒とかを組み合わせて自作。


塗装してアッパーフレームと共に組付け。


リアウイング組立。

翼端板との合わせ目に若干隙間が出来てしまいました。
塗膜厚みの考慮っつーのが出来てないですのよ。
まあ、今後の課題ちゅー事で。

この後、エンジン廻りのパイピングに瞬着を使おうとチューブからパレットに出した際、先端部が若干詰まり気味でチョイと強く絞ったら、「ぴゅぴゅーっ」と勢いよく飛び出して。
翌日気が付きましたよ。
この時飛び出した瞬着は、実は四方八方に拡散波動砲のように広がって、

その時側にあったボディにまで飛び散っていたのでした・・・

最初どうにか剥ぎ取ろうとしたのですが、硬化した瞬着だけに無理にやると塗膜まで一緒に持って行かれる恐れがあったので、止む無くこのまま手を付けず放置する事としました。
まあ〜見方を変えれば、路面の雨しぶきの跳ねた跡、の様に見えなくもナイ。
そーだ、それを再現してみました、という事にしておこう。
OK、オレッテアタマイイ(馬鹿

現実逃避しながら兎に角完成目指して突き進みます。
最後にトップカウルは、これまた組付けの悪さで最後の土壇場で合わなくなった合いを矯正すべく、タボの足を伸ばして悪あがき。



で、
完成であります。


BRABHAM BT46

BRABHAM BT46

BRABHAM BT46

BRABHAM BT46

BRABHAM BT46

BRABHAM BT46

BRABHAM BT46


出来については・・・・・
まあイイや、とやかく言うのは止めよう。

でも結果的に完成した姿を眺めて、今は改めてF1モデリングの高い満足感を満喫しています。
始めての1/20F1は作ってみると予想以上に難敵である事を知りましたが、作り込みの余地も十分だけにやり甲斐もあります。
オートモデリングの刺激も貰った事だし、来春までにはもう1台は完成させたいゾっと。

2009年11月9日月曜日

BRABHAM BT46 No.9 ↓→↑

JMC2009作品展、無事終了しました。
楽しい場を与えて下さった、kazuさん、ヒロシさん、そして参加者の皆さん、お疲れさまでした。また、ありがとう御座いました。
展示は勿論の事、サンダウナーさんとの交流会、個人的にはTwitterでの中継(笑 共々、成果を残せたと思っています。
静岡と合わせて来年、そして再来年は横浜も加えて、引き続き楽しい充実した時を過ごしたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願いします!

さて、JMCの様子はTwitterで「#jmc2009」のハッシュタグで検索して頂くとして(一部投稿でハッシュタグ付け忘れたけれど苦笑)、久々のBT46製作記を始めて行きます。


実は11月初めには磨ぎ出しは終っていました。

ただ、コイツはこれからが結構長い。
磨ぎ出し後にほぼ1日で完成までこぎつけたC3レーシングのようには行きません。
11月始め時点で時間的にJMCには間に合わないと判断したので、この状態で一旦作業は保留し、C3の方に時間を注いでいたのであります。

ただ、クリアの乾燥待ちなどの合間合間でちょこちょこ作業は進めていまして、
例えば、何故か無くしてしまった燃料投入口パーツをプラ材で自作したり、

何故にこんな大きなサイズのパーツ無くすかなあ・・・
このキットに関しては、フェールポンプのパーツも無くしているし、どうも製作上のケチが付いて回る運命にあるやつかもしれんw

フロントウイングのベース。
前後に渡るステーは洋白板とプラ材で自作。

側に置いてあるパンチングしたプラ材。
本当はキットで表現していないラジエター上部のカバーのつもりで自作したのですが、塗装後に塗膜厚みの影響か、ラジエターの高さがかさ上げされてしまい、上部のクリアランスが無くなった事でトップカウルを被せた時に干渉してしまうようになったので、残念ながらオミットする事となりました。
うーむ・・・・

で、モノコックとフロントウイングベースを合体。
ついでにフロント足回りの下半分も組付け。

悪くないゾ。

で、ここでトップカウルを被せて様子を見よう、と手に取った所、

この写真じゃ全くわかりませんが、デカールの大判部分(紺色部分)に、クラックとは違う浅いミミズ腫れのようなラインのスジが走っています・・・・
えー、どういう事?
磨ぎ出し直前直後は無かった筈。
デカール、クリア共に乾燥は十分取っているのに。
デカール密着不足?
原因不明のトラブルに「あー、なんかやる気なくした〜〜〜」と、ちょっと萎える。
気合い入れて始めたこのキットも、工程が後半にかかるにしたがって自分が思い描いていた出来から段々と遠のいていると感じていた中、このトラブルは結構効いたかも・・・

次の工作への手が動かない状態で、ちょっと気分直しに仮組がてらでエンジンでもモノコックにセットしてみる事としました。




おーし、バッテリーがビンビンになってきたゼ!!

がんゔぁります。

2009年11月7日土曜日

JMCに行ってきます


では、これよりJMC2009の作品展に向けて出発します。
会場の模様は、Twitterでもライブ中継する予定(予定ね)。
では!

2009年11月5日木曜日

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette No.8 Finish!

先日の文化の日の休日、冷房器具と暖房器具の入れ替えの合間をぬって一気に磨ぎ出し完了させました。

オーバーコートクリア後の磨ぎ出しはタミヤコンパウンド3種とハセのセラミックコンパウンドとコーティングポリマーで仕上げる、というのが自分のメニューです。
オーバーコートクリア、といっても乾燥後の塗膜表面にうねりは少々残っており、それを完全に平滑にするにはタミヤ赤コンからのスタートではちょっと無理なのですが、そこは深追いせず平滑性にはある程度の所で見切りを付けて先に進めています。
それは現在の自分の技量から塗膜表面の平滑性を無理に追い求めて角出しと深い磨き傷を付けるリスクを負うよりも、磨き傷を極力出さないやり方、最終クリア後にペーパーをあてない方法、で仕上げる事で、まだ誰の手にも渡っていない未使用新品のような表面の上品さを出す事の方に重きを置いて工作をしているからです。
技量と手順をしっかり押さえておけば、ペーパーあてた以降でも磨き傷を綺麗に打ち消す事もできるのかもしれませんし、コンパウンドを変える事で平滑性と傷のない表面の両立を図る事もできるかもしれませんが、今の艶出し加減で十分満足できていますし、磨きに関しては今はこのやり方から変えないつもりです。

などと柄にも無い模型ブログっぽい事を書いたら思わず偏頭痛がしてきたので、以降はいつもの調子で進めさせてもらいます。

リアのコンビランプ、内側の円形メッキモールドはニクロム線を丸めてエナメルクリアで接着する事で再現。

これは効いている、と自画自賛。

前後のサイドマーカーはモデルカーガレージのエッチングパーツをExシルバーで吹いて、ランプ枠内をエナメルのクリアレッドで表現。

これも効いている、ともう一度自画自賛。

この後インストに従ってボディにフロントタイヤハウス→インテリアバスタブ→ファイアーウォールの順で接着して行くのだが、これだとファイアーウォールがどうやっても所定の位置にセットできない。
結局、接着したバスタブを外してファイアーウォール→バスタブの順で組立ました。
おーい、インスト間違ってない?

で、いよいよシャシとボディを合体。

しかし、ここでも落とし穴。
ボディ側のタイヤハウス内壁によって、地面側の開口部が狭くなっているボディに対して、シャシのエンジン関連パーツ、特にラジエータの幅が広くてどうやってもはめ込む事ができましぇん。
結局、シャシからエンジンブロックを除いたエンジン周りのパーツは全て取り外した上でボディとシャシを合体。
取り外したパーツは改めて、ボンネット口からとシャシ下よりまるで実車のメカニックかボトルシップのような気分で再取り付け。
いや、ボトルシップなんて作った事ないですけどね。(そういやB!Mでも見かけないなあ?)

で、これまた取り付け位置がよくわからんエキマニ。

マフラーボディサイドシル外の横出しとなっているこの車、その関係でボディをはめた後でないとしっかりとした位置が決められないので、この段階になっての取り付けとなりましたが、奥まったボディブロックへの取り付け面がわからず苦戦。
結局パーツの面同士を隙間無くしっかり取り付けする事はできず、エポキシを多めに盛ってそれで隙間を埋める方法の力技で接着。

ボンネットフード裏のエアクリーナーカバーのようなパーツ。

色気出して行ったデスビのパイピングと干渉してしまいボンネットがはまり切らなくなりましたので、ここは潔くオミットさせて頂く事としました。
うむ、お約束の展開だ。


さて、まあそんなこんなでC3レーシング、
完成であります

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette

いやあ、いつもながらFlickrのフィルター効果は素晴らしいなあ!!(爆
まあでもこいつは我ながら会心の出来、と思っていますよ。
確かに自作デカールだとか、実はあちこちはみ出し滲みが出ていた赤パターンとか、その他もろもろ細かい所がやっぱり荒いとか、ありますが自分の今のベストを出せたかなあ、と。

っつー事でJMCの会場にはこれまたお気に入りの三浦さん共々伺わせてもらいますので、どうぞ皆様よろしゅーお願いであります!!

さて、これより改めて祝杯上げるとすんべー。じゃ。

2009年11月2日月曜日

Owens Corning Fiberglass '68 Corvette No.7 K-TRADING ミラクルデカール

自作デカール、インクジェットな我家では当然これを使用。

K-TRADINGのミラクルデカールの白ベースです。
で、早速印刷してみましたがどうもインクの乗りがよろしくない。
濃い色がムラになってしまいます。
数回試してもあまり改善せず、そうしているうちに用紙も切れてしまったので、もう時間切れという事で諦めて、一番出来の良いものをかき集めて使用する事としました。ちょっと無念。
インク定着用のベーススプレーの吹き方が悪かったのかなあ・・・
自分が使用したのは専用ベーススプレーではなくて、汎用のインクジェット印刷用滲み防止スプレーなんですよね。これが原因だったのかもしれません。(と、今頃になって気付く、あーあ・・・)

オーバーコートのクリアはガイアではなく、クレオスの缶スプレーを使用。
作業性、そして乾燥したらガチガチになって扱っている最中にひび割れしそうなガイアよりは、クレオス缶の方が柔軟性あって貼付け時の曲げやたわみに対応できるんじゃないかな?という勝手な予想から判断しました。

貼付け後。

印刷ムラってるー!、色合ってねー!
まあでも、デカールの赤部分なんぞ僅かでしかないので、引いて見ると意外と気にならないし、『実車でもこの部分は塗分けなんかじゃなくて、ロゴシールの別貼りだったから必ずしも色合いは合っていなかったらしい。なのでこれは実車の仕様により近い表現であるのです』
なんて嘘言って誤魔化す事としましょう、ハハハ。

さて、インテリアの方もぼちぼち仕上げなくてはなりません。

黒一色のインテリアとダッシュ。
それだけでは味気ないので、メーターリングを驕る事としましょう。
しかし、洋白線の半田付けでリングを自作なんつー技術は自分にはないので、ここはベタで、

ステンレス線をメーターの外周より気持径小さめのプラ棒に巻き付けて、

ニッパで切って、浮き上がった切れ端をペンチで平にして、


エナメルクリアでメーターカバーの表現兼、リングの接着剤代わり。

しかーし、メーター内部の針や数字のモールドをエナメルで筆塗りしていたので、この上に大量のエナメルクリアを盛ったら、それらが溶けて滲んでしまいました。
水性のクリアを使えば良かったのでしょうかね?
でも手持に無かったのですよ、水性クリア。
エナメルなんで拭き取ってやりなおそうかとも思いましたが、時間の関係もあり今はこのまま進める事とします。これは次回の課題としましょー。
あと、ハンドルのセンターホーンボタンとスポーク部にはモデルカーガレージのエッチングパーツを使用。
スポークなんかサイズかなり大きめで、結構無理矢理付けています。

更にダッシュのセンターのリレー部にエナメル線を赤く塗ったワイヤーを追加して、インテリア関係組立完了。

黒一色と言いながら、艶やグレーを気持混ぜたもので部材毎に塗り分けて、気持質感の違いを表現してみました。
でもこうして見るとまだまだだなあ。

ボディの方はクリア吹いて中磨ぎしてオーバーコートのクリアまで完了。

時間が無いので乾燥期間は3日にとします。
11/3の文化の日に一気に磨ぎ出しやっつけるぞ、あー何て文化的。

さて、来週はかなり切羽詰まりそうだなあ。
今年も前日はほぼ徹夜態勢?
しかし、その日は飲み会もあるし・・・・・

間に合うか? 11/7 JMC東京2009!?