2012年2月22日水曜日

Monroe Handler Mustang Ⅱ Cobra Ⅱ No.2 切った貼った

室内はバスタブ式、この通りディティール表現は極めて控え目。
室内色は黒主体となるので、クローズドボディなら凝った表現しても殆ど目立たないだろうから、このまんまでもイイんじゃない?とも思いましたが、目立たない事を逆手に、今後の来たるべき時に備え(笑)室内ディティールアップの練習台として、ちょっと手を掛けてみようと思います。

で、コイツをホームセンターにて購入。
乾電池式のものでは切削トルクが足りないのが不満だったので、AC電源式のものを。

最低回転数が8000rpmなんで、気をつけないとプラを溶かしてしまうのですが、低回転数設定可能なヤツは値段が諭吉クラスなんで、改造工作入門的にはこれで良いかと。アフターパーツも豊富だし。


太さ、重さも問題無し、軸ぶれも少ないし、もちろんトルクも十分。

早速スペアタイヤのモールドを切断。
いやあ、楽だこと。
これまでのエッチングソーやタガネや乾電池式リュータを総動員していたら、右手が筋肉痛を起していたに違い無し。

気分良く、内装部分をジャンクやプラ材を使って色々とデッチアップ。
(一応、可能な限りある程度実車に則した形にはしてますけどね)




ボディの方は下地作りが終った所。
この後、白サフを重ねてボディカラーのイエローを塗る予定。
さて、イエローはどのようにしましょうか。

次回へ続く。

2012年2月11日土曜日

Monroe Handler Mustang Ⅱ Cobra Ⅱ No.1 開始

先週の土曜日、「オートモデラーの集い in 横浜」に参加してきました。

主催の日産テクノモデラーズクラブ(NTMC)様、日産工機モデラーズクラブ(NKMC)様、協賛の北澤さんはじめとした、S.E.M.湘南モデルカー愛好会様、
素晴らしい機会を与えて下さって、本当にありがとうございました。
また、ニッサン創業時の本社社屋でもある歴史ある建物、日産エンジンミュージアムゲストホールを開放して下さった、日産様にも感謝であります。

これが、日産エンジンミュージアムゲストホール。
写真は「出戻りJモデラー1号」さん所より無断転載。
著作権的に問題ある場合は見逃してね。 

参加された方々の素晴らしい作品は、
等でご確認下さいませ!


さて、
前回宣言したMustangⅡ Cobra のモンローハンドラー、製作開始しております。

MONROE(モンロー)はアメリカのショックアブソーバーのメーカー。世界初の伸縮油圧式ショックを開発し、現在ではFord、GM、Chrysler 、BMW等の純正サプライヤーだそうです。
そのモンローが、アメリカの車雑誌Hot Rod Magazineとのコラボ企画として、77MustangⅡのコブラⅡをベースにロードレーサー用として改造したのがこの車体。
レベルのキットの箱写となっているのは、恐らくグラスファイバーパーツでマッチョに飾られた2〜7号機のどれかかと思われます。
ネットで検索してヒットする画像は殆どがレプリカ車らしく、オリジナル車らしい画像は大概がこの箱写と同じなので、今回の製作の資料としては、この箱写を参考として判る範囲で細かいディティールを詰めて行きたいと思います。

このキット、車体はレアなんだけれどモールドだるだるで、黄色の成型色のプラにマーキングのデカールをぺたっと貼付けてオシマイ、っつー食玩ちっくな雰囲気ぷんぷん、な脱力さ。
しかしボディのフォルムはイイ感じなので、各所のディティールを追い込んで行けば、きっと化けるに違いないと思います。

まずは、フロントグリル周りのモールド表現されたヘッドライト、フォグランプ、グリルをぶち抜き。
グリルには後ろにあるハニカムメッシュを切り出して使う予定。ヘッドライトはWaveのIチップをメッキシルバーで塗装してリフレクター表現、フォグランプはプラ材を切り出して箱組してリフレクター、硝子部はクリアパーツのジャンクから適当なサイズを調達。
ある程度工作が出来たら、ボディに接着して合わせ目消しを行います。

リアは先にボディに接着して合わせ目消しを済ませてしまいました。

リアコンビランプ下のフィンはだるいモールドを0.15タガネで彫り込んで(開口まではせず)シャープさを強調。
リアコンビランプもプラに直接モールドですが、これはモールドをこのまま活用してどうにかするつもり。


そして各ダクト部を開口。

キットになかった給油口蓋をテンプレートを使ってケガキのガイトを作成、タガネのZERO→0.15→0.2とスジ彫り。












これがフロントグリルもボディに接着しましたヨ、の図。

うむ、なかなかカッコよろし。

次は車高の確認。
 キット素のままだと車高がやや高め。
ロードレーサー仕様なんだから、もちっとローダウンで決めたい。
フロントのストラットとリアのリーフサスパーツのホイール内側穴の差し込み部を切り取って、1mm上にずらして再接着した所、イイ感じになりました。

エンジンルームは、これまた脱力モールドのエンジン本体と、内壁からにょきっと生えたような一体モールドのバッテリーやラジエターサブタンクだけの情けないキットオリジナルの状態から、内壁に生えたパーツを切り落とし別パーツ化や、ジャンクパーツを適当にあつらってデッチアップ。



では今回はこの辺で。


2012年2月3日金曜日

NISSAN FAIRLADY 240ZG No.2/NISSAN FAIRLADY 370Z No.3 完成

ありゃあ、今年も早くも2月ですよ。
それに今日は節分の日、近頃纏わりついている鬼さんに出て行ってもらう様、しっかりと豆を撒きましたよ。
年の数分の豆を食べるのは、数が多いだけに口の中がよけいに乾くので明日に取っておこう、そうしよう。

でだ、

240ZGは昨年の10月に完成させていました。
いやあ、ブログアップする根性が足りませんでした、ワハハ。
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こいつは11月のJMCのモデラーズ展示コーナーで、BMブースに置かせて頂きました。
オーバーフェンダーにアドラーズのブラインドリベットを使った以外はキットのままです。
あ、ワイパーもエッチングに換えていた、前言撤回。
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それと、Z34も完成しました。

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これは完全に素組み、ストレート・フロム・ザ・ボックスって言うとカッコいいですな。
流石タミヤ、何もせずとも十分にシャープな出来映え。
だけどちょっとデブってないか?このフォルム。
街中で見る実車はもう少し平べったいイメージなんだけど。
これは以前タミヤのR35 GT-Rの時も感じた印象。
それと組立について、前後のライトクリアパーツの取り付けは、仮組の時点で懸念していた通り、やはり厳しかった。
インストに従ってボディ外側からクリアパーツの爪に引っ掛けるようにしてはめ込むやり方は、塗膜にチッピングを起す懸念大であったので、シャシとの合体前にボディ内部から押し出す形で取り付けました。
あと、何故かデカールがまるで10年以上前のタミヤキットのように、直ぐバラバラになってしまうのです。
一度ヘッドライトに貼る部分をバラバラにしてしまい、タミヤのアフターサービスで追加請求したデカールもやっぱり同じようにバラバラになってしまいました。
結局、リキッドデカールフィルムを塗って何とか貼付けましたよ、うーん。
(バラバラにしたのは一度目が右側で、追加分が左側だったので何とかなりましたが)

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最後に新旧マルーンカラー揃いぶみの画。
iPhone4のカメラじゃコントラストがキツ過ぎて上手く撮れないや。
でもこうして並べるとイイ感じですね。
Z33の後期にもマルーンがあるし、それも並べてみるのも宜しいかもしれない。


次はコイツを絶賛作成中!

一見、モールドだるだるのおこチャまキットですが、プロポーションは良いし、手を加えればその分だけ更にカッコ良くなるキットです。
製作過程も近日紹介予定!
(って何時になる事やら)