2012年4月28日土曜日

PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show) No.2 ボディは下地まで完了なんです

前回、フロントフードのプジョーエンブレム部の彫り込み左右位置がズレてしまった件、
光硬化パテで彫り込み部分を埋め、今度は上下左右位置をきっちり確認して再度彫り直しました。

んでもって、彫り込んだ所に、エンブレムを囲う枠を折り曲げた洋白線で再現。
この内部にライオンマークをキット同梱のデカールを貼る事とします。

枠とする洋白線はここで一旦取り外し。ボディカラー塗装後に再度はめ込みます。

ダッシュボード奥センターにあるリベットのようなモールドは切り離し、アドラーズのブラインドリベットに置き換え。
 これも一旦取り外し、塗装後に埋め込みます。

 リアエンドのディフューザーは垂直フィンと水平フィンがエッチングパーツとなっています。水平フィン側に在る切込みに垂直フィンを差し込んで組立て、シャシ側に接着する手順となりますが、
シャシに仮組してみると、水平フィンが浮き上がってしまいます。

水平フィン切込みの角度をヤスリで削ってより寝かせさせ、且つシャシの水平フィン取り付け部分を更に奥側に置く事で、シャシとフィットするようにしました。

ボディは面出しとキズ消しを徹底的に追込み、ようやくサフ吹き。ガイアのグレーサフをブラシで吹きました。

乾燥後はレッドカラーの下地として、同じくガイアのホワイトサフを乗せました。

これでようやくボディカラーが塗れるようになりました。
さて、赤はどのような塩梅にしましょうかねえ。色々悩むのもまた楽し、であります。

GW期間中に磨ぎ出し完了まで進めたいですな。

ではまた。

2012年4月16日月曜日

PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show) No.1 下地作り中

マスタング・コンセプトⅡは、時間を掛けて気合い入れて取り組む必要がありそうですので、静岡アイテムとしては諦めて、時間的に間に合いそうなアイテムを選んで進める事としました。



プジョーRCは、2002年のジュネーブショーに登場した、コンセプトカー。
後の407クーペやRCZにも繋がるデザインテイストのエクステリアに、4座のMRというレイアウト。バリエーションは、直4の2L搭載のブラックカラーボディの♠と、2.2Lディーゼルエンジン搭載のレッドカラーボディの♦の2種。
4座(後座は+2座程度だと思うが)でありながら、MRスポーツ車として破綻の無いシンプルで端正の取れたラインは印象的且つ迫力満点。

このコンセプトカーをプロバンスムラージュがキット化していました。
数年前にホビーフォーラムの物販コーナーで1500円にて購入したもの。
キットの内容は比較的最近製品の為か、レジンとは思えない綺麗に整ったパーツ、バキュームパーツにも黄変は全く見られません。
一点残念だったのが、透明エポキシと思われるヘッドライトカバーのパーツで、見事に黄変しておりこのままでは使えそうにありませんので、代替え方法を考える必要があります。

まずは仮組。
実車の特徴を捉えた見事なプロポーション。
パーツの変形もなく、ストレス無くパチピタ合います。


仮組等でパーツ状態を確認した後は、油分の洗浄。
レジンウォッシュに10分程浸けた後、中性洗剤で水洗いします。

乾燥後は各モールドを0.15mmタガネでより深くスジを彫って行きます。リアのエンジンフードのスリットへは、タガネZEROを用いて奥行きを加えます。

ウインドウパーツは内ハメではなく、外ハメ。
フロントウインドウはバキュームパーツを慎重に切り出し、ペーパーで微調を行いながらフラッシュサーフェイスとなるようにフィットさせて行きます。

気泡穴はラッカーパテで埋めて行きます。
今回は初めてスコードロン社のグリーンパテを使ってみました。
車模型系ではあまり見かけませんが、飛行機やAFV系では度々紹介されているこのパテ、評判も良さそうなのでららぽーとの文教堂Hobbyにて購入。
シンナーで薄めれば、細かいキズや穴にも必要最小限の量で埋める事が出来、しかも乾燥がとても早い!且つ食い付くも強く乾燥後の切削感もナイフでサクサク削れる丁度良さ、これは結構使えるかもしれない。

ホイールは、2つの5本スポークを内側凹、スペーサを間にはさみ外側凸にして乗せ重ねるパーツ分割。

5本スポークはエッチングパーツ、キット同梱の治具で凹凸形状を作りるのですが、

仮組でパーツを重ねると、センター部分が外側に出っ張り過ぎすぎる模様。
内側のスポークパーツの奥行き方向をリムパーツの底面いっぱいに落としても、センターの出っ張りは違和感アリ。

なので、外側スポークと間のスペーサーの肉厚を薄めるべく、プラ材で作り直し。

まあ、こんな感じかな?
プラ部分を接着した後、キットで表現されていないホイールナット穴を開けてやろうと思います。

黄変して使えないヘッドライトカバーは塩ビを絞って自作しようと思います。
ボディ側にマスキングゾルを塗って剥離材代わりとして、その上からエポパテを練り込み、乾燥硬化後に形状出してマザー作成。絞りはボディの下地作り終了後に再度マザーの形状微調整をしてから行います。

チンスポは別パーツとなっていますが、ボディ側との合いに若干のズレや隙間があったので、パテ等で修正。
センター下に実車にはエア吸入口のようなダクトが付いていたので、プラパイプを埋め込んで再現。
また、ヘッドライトリフレクター部分は凹部分の形状がヌルかったので、リュータで彫り込み形状を強調。

フロントのプジョーエンブレム、デカールで表現となっていますが、実車はやや彫り下がった所に組み込まれていますので、同じ様にボディを彫ってエンブレムデカールを貼り付けるようにしたいと思います。
まずは紙にコピーしたエンブレムデカールを切り出して、ボディに両面テープで貼付け。

それをガイドにタガネZEROで外周部分を枠取り、内部をタガネの1.0mmで彫り込み。
上手くいったかな〜、と改めて良くみたら彫り込み部分がセンターズレしているorz・・・・
仕方無いので、光硬化パテで埋めで再チャレンジします。

そうそう、書き忘れていましたが、見栄え重視でコイツは赤の♦で行きます。
赤はどの赤を使おうかのう、妄想するのもいと楽し。


ではまた。

2012年4月1日日曜日

FORD Mustang Concept Ⅱ No.1 開始、即、保留

SHS2012に向けてのマスタング祭り、先日第二世代を完成させてフィニッシュ一番乗りとなりました。
ここで改めて世代別の祭り参加者を確認してみましょう。
 初代(64〜70):空席
 初代(71〜73):ヒロシさん
 第二世代    :あちき(完成)
 第三世代    :ドカ山さん
 第四世代    :空席
 第五世代    :yaszoさん
となっており、まだ世代によっては空席がありますね。
そういう訳で、完成の勢いに乗って祭りにて全世代を埋めるべく、静岡までの残り1ヶ月半で次回作もマスタングに取り掛かろうと思います。














じゃん!
リンドバークのマスタング・コンセプト2、
1963年、マスタングプロトタイプの2代目となります。
オープン、ハードトップ、ファストバックの3バリエーションが用意され、このキットも3種の何れかを選択して製作できるようになっています。
リンドバークというメーカーのキットを作るのは初めてですが、さて、プロポーションや作り易さはどうでしょうか?

まあ、ここら辺は想定の範囲内。

ボンネット、トランク、ドア のフル開閉キットとなっております。
車への愛が伝わる細かいディティールまでモールドされている所は、アメ車アメプラの王道ですね。

さて仮組。
 うわぁぁぁぁ、開閉部分がボディとライン、面、厚み、全部合ってないぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・

なぜか1.5mmと異常に厚いボンネットパーツ。
しかもボディに対して幅がキツキツ、なんで無理やりはめても閉まり切らない。
うーん、こりゃあ相当に難物だぞ、合わないパーツのフル開閉キットにオープンボディ、しかも臓物付き・・・




















と、いう事で、コイツを1ヶ月半でキッチリやっつけるのは、どう考えても時間的に無理なので、ここで暫くお休みして頂きまス。
やりならキッチリかっこ良く作り上げたいですからね。
時間に追われて更に作りが荒くなるのは何より避けたいし、そうなってしまうと折角のキットが勿体無いであります。


明日以降は、静岡までの残り期間で完成させられそうな簡単なヤツを次回作に選びたいと思いますぅ。
プロトタイプから始まるマスタングの全世代制覇祭りの続行は、静岡以後、秋以降の展示会に向けて頑張らせて頂きますんで、よろしゅう〜。