2012年5月18日金曜日

PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show) No.3完成

公式戦五連勝だぜ、うおぉぉぉぉぉ〜〜〜っ!!!!



ボディカラー塗りました。クレオスガイアの特色、伊馬90年代ロードカーです。
Webで観た実車が濃目の赤だったのと、最近の車種である事からの選択。

ホイール、スポークのアウターパーツはプラペーパーに置き換えて、ナットホールを開けて組付け。
キット附属のブレーキディスクとパットも取付け済みです。
センター部分に貼付けるライオンロゴのデカール、4枚中3枚を見事に粉砕!
デカールフィルム塗ったのに・・・・

内装の赤部分は、クレオスガイアのブライトレッドにジャーマングレーを垂らして彩度を落し、フラットベースで艶具合を調整。
ダッシュ奥の黒部分センターのポッチには、キットのモールドを切り落としてアドラーズのブラインドリベットに置き換え。
フロントグラスから覗く面積が大きいので、メリハリが効いているかと。

リアコンビ、キットのデカール表現は野暮ったいので、オリジナルデカールのリフレクター投影模様のみをInkscapeで書き写して、クリアデカールにて複写。Exシルバー塗装の上に貼付けして、更にその上からクリアコートと磨ぎ出しの後、クリアレッドを塗装。
結構、もっともらしい感じになって、我ながらナイス表現。

フロントヘッドライト、リフレクター表現はハセガワミラーフィニッシュ。

 ヘッドライトカバーは、ヒートプレスで作ります。
マザーと2.0mmの真鍮棒を黒瞬着で固定して、塩ビをプレス。

もう、プレスも慣れたもの。一発OK!
塩ビの温め方を直火コンロから電熱線コンロに換えただけで、こんなに簡単に行くとは。

それと、フロントフォグはキットパーツが黄変していて使えなかったので、自作。
外枠のカバーを洋白帯を丸めて作り、この輪の中にアクアリンカーを流し込んでランプ表現。

こんな感じね。
 

ヘッドライトカバーの接着は、悩んだ末、エナメルクリアーを縁に流し込む事で対応。
遠目で見る分には気にならない、と、思う。

シートやセンターコンソールも気の向くままにディティールアップして作成。


で、シャシとボディを合体させて、そのたもろもろ手を加えて完成!であります。


PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show)

PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show)

PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show)

PEUGEOT RC(2002 Geneva Motor Show)

これは中々、良いキットだったと思います。
プロポーションもいいし、なによりカッコイイ。
作っていても楽しかったです。

という訳で、明日明後日の静岡ホビーショーには、コイツをモンローハンドラーのコブラ2を持込みますので、皆さん宜しゅうお願いします。

2012年5月5日土曜日

FORD Mustang Concept Ⅱ No.2 はじめてのふるかいへい

静岡には間に合わないと判断して、製作保留としたマスタング・コンセプトⅡですが、間に合わないと思った理由の一つに、このキットがオープンボディに加え、左右ドア、フロントエンジンフード、トランクフードの開閉機構を有するフル開閉キットである事があげられます。
それら開閉機構部分を仮組してみると、合いはあまり宜しくなく、しかもガタ付き気味で、このような開閉機構の製作技術と経験に乏しい自分としては、時間を掛けてしっかりノウハウを掴んだ上で製作しないと、折角のこのキットを勿体無い事にしかねない、という事で情報収集して製作再開の機会を伺っておりました。
幸い、Webで達人の方々の製作記や専門誌にて、それらノウハウを惜しげも無く公開されておりますので、それらを頭に叩き込んだ上で、Peugeot RCの塗装待ちの合間を縫って、イザ、(実車風にリアルな)開閉機構の製作を進めてゆきまする。

まずはドア。
キットのヒンジ部を切り飛ばし(写真上)、コの字に曲げた真鍮線と真鍮パイプで作ったヒンジ を、地面から垂直となる位置でドア内側に固定できるよう、ドア内側に貼付けた垂直位置出ししたプラ板に取り付けます。

ヒンジ側に差込んだプラ板は、ボディ内側に接着。
接着部の補強に黒瞬着を盛りました。

開閉テスト。
ドア全開状態で、地面との水平がきっちり取れています、OK!。
これだけ見ると簡単に出来てしまった感じですが、試行錯誤を繰返して、スムーズな開け閉めと、開閉時の位置が決まる固定方法を見つけるまで、片側ドアだけで1.5日も掛かりましたよ。 逆に反対側は同じ方法を用いて僅か15分にて工作完了。苦労はしたが得たモノも大きい、と自己満足度高しであります。

そして、シャシとフロアとインパネのパーツを仮組して、開口部の干渉有無を確認します。
問題ナシ。
ドアの内張りは一通りの開閉機構の目処が付いた所で、加工する事としますので、ここでドア関連は一旦保留。

さて、本キットの箱開封時に最も衝撃的だったのが、このフロントフードのパーツ。
肉厚が1.5mmもあるぜよ、オイ何で?
踏んづけても壊れそうもない丈夫さだけがご立派。
ちょっとこのままでは使えないなあ。裏から削り倒すのも骨折れるし、一寸躊躇する・・・
うーん、肉厚1.5mm、踏んづけても壊れそうもない丈夫さ・・・・

なら、ヒートプレスのマザーに使えるンじゃない?
0.5mmのプラ板を使ってプレス!
プレスも慣れてきたか、一発でOK!

切り出してボディに乗せてみる。
切り出したら丸まった方向に四方が湾曲してしまいました。

四方湾曲の矯正と、全体の強度アップを兼ねて、実車同様にパン裏側へ補強材を自作して接着。

もう少々修正の必要がありますが、かなりイイ感じかな。
さて、ボンネットフードのヒンジはどうしましょうかね。
初期量産型マスタングのボンネットフードヒンジは結構複雑な形していて、あれを再現するのは自分にはハードル高過ぎだし・・・・
うーむ、もう一寸検討してみる事とします。

トランクフードのヒンジはキットのものをそのまま使用。
 ただし、アームの部分が不自然に太すぎ厚過ぎだったので、削って適度な状態としました。
また、開状態保持できるよう、板バネを仕込みます。(この段階ではトランクフードをボディから脱着できるように、片側のみ加工しておきます)

ドアとトランクフードを開けてみました斜め後方からの図。
初めてのドア内開き機構の改造、ここまでは上手く行ってますんで、満足の眺め也。


では、マスタングコンセプトⅡまた何時か。